今年で三歳になる息子がいます。男の子なのですが、女の子と同じぐらいの言葉を話します。ですから、何をどうしたいか、眠たいか、お腹が空いたかなどなど・・・意思の疎通は完璧にできます。風邪を引いたときなども、喉が痛い、と訴えてくれます。食べ過ぎてしまった時はお腹が痛い、などと腹痛までも教えてくれるようになりました。こういった情報を本人から的確に聞くことができるようになって、とても助かっています。どんなふうに痛むか、ということまではまだ表現できないでいるのですが、ここが痛い、と教えてくれるだけで対処できることが増えてきました。
こういった病気の類のことだけではありません。子供の足の成長がどのくらいの速さで進んでいくのか、まったく未知のものです。ですから、常に気を付けてみていてあげないと、小さな靴を履かせて歩かせている状態になります。話ができないと、足が痛いということも伝えることができませんし、もしかしたら痛いのだけれどそれを回避するために、足の指を曲げて痛くないように靴を履いているかもしれません。靴の中は見えませんから、わからないのです。それに、歩き出してから一年間ほどで驚くほど足のサイズは大きくなります。去年の夏なんかは、たったの三か月ほどで履くことができなくなった靴もあります。疲れていれば疲れた、今日は少ししんどいとかそういったことも教えてくれるので、その日の過ごし方なども日によって変えることができるようになりました。話のできない間は、本人の体調などは顔色や動きに変化がなければ、お決まりのパターンでした。意思の疎通が出来るって、大事だなと実感する日々です。